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引用開始
「テレワークを導入していないから生産性が低い」のか、「生産性が低いからテレワークを導入できないのか」、どちらであるのかを判定することはできません。
おそらく、共通の原因が両者を決めているのでしょう。つまり、仕事の進め方に問題があるために生産性が低く、また、テレワークも導入できないのでしょう。
そして、仕事の進め方が適切な企業は、生産性が高く、また、テレワークも導入できるのでしょう。
では、上で述べた「仕事の進め方」とは、具体的には何でしょうか?
1つは、勤務の評価が成果主義になっているかどうかです。
日本企業では、多くの場合に、そうではなく、勤務時間よって評価をするのが一般的です。
第2は、日本の組織における事務処理やデータ処理が、IT(1980年代以降に発達した情報通信技術)に対応したものになっていないことです。
とくに問題なのが公官庁です。紙とハンコ主義の権化のような存在です。
この騒動は、日本の低生産性の原因がどこにあるかを、はっきりと示したのです。
コロナは、日本が抱える問題の本質を暴露したことになります。
引用終了
一つ目には賛同できません。
的確な判断をしてくれない上司ばかりが多いから、実務者は無駄な仕事が多いのです。
まあ幹部がだめな人を評価して部長につけているという,
まちがった成果主義という意味なら賛同しますが。
二つ目はダメ幹部がだめ部長さんたちの仕事を放置するから、そうなるのです。
記事中にある「多くの企業が、コピー機とファックスに頼っており、メールとPDFで事務処理を行うようになっていません。」はそもそも本当なんでしょうか?
私はもう会社を辞めましたが、この十年間FAXなんてうったことありませんでした。
そもそも、早稲田大学ビジネスファイナンス研究センターはどのように生産性が高いのか知りたいところですね。