生きている間に起きたことメモ

現役引退組のひとこと

日本人の労働生産性が上がらない決定的な要因 テレワークが進展しない訳を探ると見えてきた・・・???

toyokeizai.net

著者

野口 悠紀雄(のぐち ゆきお) Yukio Noguchi
早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問

1940年東京生まれ。1963年東京大学工学部卒業。1964年大蔵省入省。1972年イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長) 、スタンフォード大学客員教授早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問。専攻はファイナンス理論、日本経済論。ベストセラー多数。著書に 『だから古典は面白い』(幻冬舎新書などがある。ホームページ「野口悠紀雄オンライン」運営。

 **********

引用開始

「テレワークを導入していないから生産性が低い」のか、「生産性が低いからテレワークを導入できないのか」、どちらであるのかを判定することはできません。

おそらく、共通の原因が両者を決めているのでしょう。つまり、仕事の進め方に問題があるために生産性が低く、また、テレワークも導入できないのでしょう。

そして、仕事の進め方が適切な企業は、生産性が高く、また、テレワークも導入できるのでしょう。

では、上で述べた「仕事の進め方」とは、具体的には何でしょうか?

1つは、勤務の評価が成果主義になっているかどうかです。

日本企業では、多くの場合に、そうではなく、勤務時間よって評価をするのが一般的です。

第2は、日本の組織における事務処理やデータ処理が、IT(1980年代以降に発達した情報通信技術)に対応したものになっていないことです。

とくに問題なのが公官庁です。紙とハンコ主義の権化のような存在です。

 

この騒動は、日本の低生産性の原因がどこにあるかを、はっきりと示したのです。

コロナは、日本が抱える問題の本質を暴露したことになります。

引用終了

 

一つ目には賛同できません。

的確な判断をしてくれない上司ばかりが多いから、実務者は無駄な仕事が多いのです。

まあ幹部がだめな人を評価して部長につけているという,

まちがった成果主義という意味なら賛同しますが。

 

二つ目はダメ幹部がだめ部長さんたちの仕事を放置するから、そうなるのです。

記事中にある「多くの企業が、コピー機とファックスに頼っており、メールとPDFで事務処理を行うようになっていません。」はそもそも本当なんでしょうか?

私はもう会社を辞めましたが、この十年間FAXなんてうったことありませんでした。

そもそも、早稲田大学ビジネスファイナンス研究センターはどのように生産性が高いのか知りたいところですね。