銀行からハガキが届いた。
お前は反社会勢力との付き合いはあるかとかいう確認である。
定期的に送ってくるらしいが、この銀行の口座はもう何年も使っておらず
すっかり存在すら忘れていた。
そこで口座を解約すべく、比較的大きな支店に行った。
通帳、印鑑、キャッシュカードをなんとか探し出し、出向いた。
(1)通帳印鑑の照合は、適当
私がこの印鑑はもしかしたら違うかもしれないと伝えたのがいけなかったのだが、
行員が「印鑑が違います」という。
「他にお持ちではないですか」というので、もう一本持っていた方を捺印してみると
窓口の隣の女性と共にモニターを見始めて、「これは違うわね」。
で、最初の方の印鑑をまた二人で眺め、「ああ、これで合っているわね」。
登録印と書類に捺印された印影を重ねて照合しているわけではないようだ。
(2)ロビーとカウンター内をつなぐドアの鍵はドアの内側にぶら下げてある
女性行員は、鍵を腰にぶらさげており、その鍵でドアを解錠している。
しかし、投資などの相談カウンターにいる男性行員は、通過するときは、ドア越しに
内側にぶら下げてある鍵を取り、それで解錠する。
銀行強盗は事前に下見をすれば色々わかることだろう。
(3)待っている人は振込が多い
番号札を取り、ご案内まで10〜15分とか表示されていたが、
待っている人のほとんどは、振り込みとかh引き出しなのである。
(4)やたらと効率の悪い作業
解約の書類を書き、窓口に呼ばれるまでは5分だった。
用件を伝え、書類、通帳を渡すと「では、お呼びしますので、お待ちください。」
で、10分経過。
また窓口で印鑑照合で、グダグダの後、「本人確認書類をお持ちですか?」
ということで、運転免除証を渡して、コピーを取られる。約5分。
「では、お呼びしますので、お待ちください。」で、30分経過。
やっと窓口に呼ばれると
「大変お待たせしました、残金ゼロでしたので、これで解約完了です」
合計50分。
どこで渋滞しているのであろうか?