まもなく株主総会の時期である。
現代では、いわゆるコーポレートガバナンス強化のために「社外取締役」(指名委員会等設置会社)や「社外監査人」(監査役会設置会社)を置かなければならなくなっている。
これは、経営全般の監督機能や、会社と経営者との間の利益相反を監督する機能が期待されてのことらしいが、実際のところ、社外取締役や監査人にはスターがいて、その人は何社もの社外人を務めている。特に女性に多い感じ。
中には、元国の機関にいた人間や、検察にいた人間もいる。(天下りみたいだな)
国の決めた要件を見たら、まあ身内でなければ誰でもいいやといった感じだが、こんなスター社外者が取締役会で、「オタクらの考え少し違うんじゃないですか?」なんていうのだろうか?
こんなものコンプライアンスを高めていますというだけで、実態は形ばかり揃えているあるいは、数字的に女性を入れておくといったところが正直なところなのではないだろうか。
それに何社もの企業機密を一人の人が知っているというのもなんだかなあという気がするのだが。
スターの例